手記 〜癒されぬ輪禍より〜 
 
ここに掲載されている手記は、道警が交通事故被害者から募集したものです。
 最愛の人を交通事故で亡くしたり、重い障害を負うことになった経験を、勇気を振り絞って書いたものです。
(手記募集1999年5月、「癒されぬ輪禍」発行1999年7月)
 
 これを読んで、交通事故の悲惨さ、残酷さ、とてつもない悲しみ…を実感してください。
 そして、手記を書いた人達の「こんな体験を味わって欲しくない。こんなつらい経験を、もう誰にもさせたくない」という願いをわかってください。

掲載の手記を無断複写、転載することは禁止いたします。

手記その1 「大典鎮魂」 美唄市  吉岡 稔
「妹」 札幌市  松井 美香
「あの悪夢の出来事」 上川町  小西 めぐみ
「娘よ、今どこに」 札幌市  水野 美代子
手記その2 「一瞬にして、両親そして姪の命も…」 栗山町  H.K
「交通事故で亡くなったボーボー」 札幌市  T.N
「社会貢献出来なかった息子…」 深川市  伊藤 博明
「貴方」 札幌市  M.M
手記その3 「母の死」 八雲町  山田 久子
「安心してね、チーちゃん」 札幌市  亀田 美紀子
「菜摘へ」 札幌市  横山 裕子
「甥の交通事故」 旭川市  H.O
手記その4 「交通指導の情熱」 札幌市  輪島 栄子
「誠意ってなんですか、お金ですか」 室蘭市  及川 正子
「B子ちゃんが逝く」 札幌市  T.N
「突然、なんの前触れもなく主人は…」 釧路市  M.H
手記その5 「たった一人の一年生」 京極町  K.S
「息子が生きた証を」 札幌市  E.G
「面影を偲びて」 札幌市  佐川 昭彦
「父と母へ」 旭川市  長瀬 初美
手記その6 「僕はたった七歳で逝きたくなかった」 釧路市  佐藤 芳枝
「ある日突然に」 浦河町  富田 富久
「おやじと行った海が見える」 旭川市  Y.A
「花嫁姿、夢と消えた夜」 札幌市  中川 俊男
手記その7 「あの日から」 真狩村  気田 光子
「なぜ、どうして…」 江別市  山田 昌子
「幸福な一家を崩壊させた交通事故」 美唄市  宿南 さゆり
「兄の死で崩壊しかけた家族」 札幌市  M.T
手記その8 「今も忘れない五年前、そのとき息子は」 札幌市  S.S
「突然、忘れることの出来ない鈍い音」 札幌市  内山 孝子
「通行人二人跳ね殺す」 千歳市  小川 静江
「深い心の傷」 札幌市  山崎 伸子
手記その9 「今も残る二十七年前の心の傷」 札幌市  池下 カズエ
「今は亡き息子の歳を数えて」 北広島市 M.S
「五十年過ぎても」 札幌市 大亀 博子
「「遺影の中の彼は、笑っている」 虻田町  T.N
手記その10 「親が子供を失うとは…」 当別町  澤村 まさ子
「心の底から詫びる誠意は…」 札幌市  佐藤 京子
「償い」 札幌市  工藤 浩明
「十七歳で交通死した娘からの問いかけ」 札幌市  前田 敏章
手記その11 「笑顔で外出した父が」 札幌市  新敷 美貴子
「息子の家庭の交通事故遭遇について」 札幌市  内藤 功
「直樹を失って」 旭川市  近藤 早苗
「君影草」 音更町  T.H
手記その12 「地獄の日々 今も」 幕別町  伊藤 尚子
「交通事故で母を亡くして」 旭川市  吉崎 巌
「母の死に一筆申し上げます」 旭川市  菅原 哲男
「母を亡くして」 旭川市  横山 静子